北東北漕ぎ旅vol.3 ~津軽海峡・夏景色~


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北東北漕ぎ旅の最後は、北上し津軽半島先端で日本海の玄関でもある竜飛(たっぴ)岬に行ってきました。
石川さゆりも、津軽海峡・冬景色で『竜飛岬は北の果て』と歌っているぐらい遠いところです。

津軽海峡の潮流は速い、と聞いておりましたが速いどころではなかったです。
激流のようで、漕いでも漕いでも後退しカヤックで初めてヤバいと感じました…

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竜飛岬ってどこ?
津軽海峡の一番狭くなる本州の端っこ。 さすが北の果て。
昨年の下北半島の大間より遠く感じました。
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龍泊ラインなる道路で、津軽半島先端の竜飛岬に向かいます。
海から山にかけて、まさに昇竜のような道路です。
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龍泊ラインの途中に『眺瞰台(ちょうかんだい)』という展望台があります。
津軽海峡を一望でき、素晴らしい眺めです。 遠くに見えるは北海道。
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龍飛崎シーサイドパークから出艇しました。
竜が飛ぶぐらい強風が吹くと言う場所なだけに、早朝の朝凪を狙って、竜飛岬の先端に向かって漕ぎ出しました。
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岬先端に行くと、風はないのに波が??
危ないと判断し、引き返そうとしている間に波に呑まれてしまいました。 津軽海峡の潮流です!
漕いでも全く進まず、むしろ後退しヤバいと思うとさらに漕ぎまくるのです。もはやハムスター状態^^;
写真では分かりづらいですね~。
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疲れてきたせいか冷静になり、陸地に向かって漕ぎ一難を脱しました。
マジでヤバかったです。
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陸寄りは、岩場に囲まれているので岩づたいに漕いで戻る作戦です。
ダメだったら、カヤック畳んで陸路で帰ろう思ったほどでした。
風が吹いたら完全にお手上げな場所です。
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1kmぐらい漕ぐと、潮流の影響も少なくなり一安心。
ちなみにこの下は、青函トンネルがあって電車が走ってるそうな。
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気を取り直し、岬と反対方向の散策です。
海岸線の景色は雄大です。秋田、青森の海岸線は北海道って言っても気付かれないと思う。
この辺りは海挟んで20キロぐらいの距離だから、実際あまり変わらないのかな。
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さすがに北の果てだけあって海水の透明度は高いです。
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縞々の魚は何と言うのでしょう?

今回は、海の危険さを改めて感じさせられました。
場所が遠いだけにリベンジする気力はありません。
周辺を観光しながら帰ってきました。

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車の走れない国道です。ここだけかと思いきや日本に4つもあるそうな。
国道なだけに中央分離帯付いてました(笑)
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階段の国道は、ここだけのようです。
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青森は、ウニ、マグロ、タコ。 ラーメンは煮干しラーメン、十三湖のシジミラーメン。
半ば、食い倒れツアーでもありました。
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鋳釜崎(いかまさき)を見てきましたが、奇岩が多く海もきれい。
津軽半島でも竜飛岬より内側にあたるので、潮流の影響もなさそうです。
天気が良いと北海道(写真の対岸は北海道)が近く見えます。いずれこの辺りも漕いでみようかな。

あとがき

    • ところで地名の『竜飛岬』or『龍飛崎』or『龍飛』どれ?
      外ヶ浜町公式ブログより
      http://www.town.sotogahama.lg.jp/blog/log/eid96.html
      『龍飛崎』が正解のようですが、石川さゆりが歌う竜飛岬がいいかな。
    • 北東北(青森、秋田、岩手)は、海の透明度も高いし海岸線の景色も雄大で、
      カヤックを漕ぐのにいいんですが情報が少ないです。少しでも情報元になれば幸いです。
      日本一周した鈴木氏も最大の難所と言ってます。下記の動画で潮流の速さが分かります。
      チャレンジャーな方は天城越えならぬ、竜飛超えにチャレンジしてみてください。

2 comments

  1. chero says:

    カヤック旅は地元の食材が食べられるのも魅力的ですね。
    ウニやマグロとても美味しそうでそれだけでもここ漕いでみたいです。
    でも関東からだと相当遠そうですね!

    • masa says:

      chero 様
      書き込みありがとうございます。
      津軽海峡遠いっすね~。
      時間的には、北海道側の方近いかもしれません^^;
      ※ちなみに津軽海峡と食べ物以外ないっす。。。

      cheroさんは、サーフィンもやられるので、
      東北であれば三陸海岸も面白いかと思います。
      湾内は波も小さくカヤックと両方楽しめます。
      東北方面計画の際はご相談承ります。

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