復活の海 三陸海岸 Grastream & MESA(後編)



二日酔いの二日目となります。
旅に出ると、二日酔いじゃなきゃ物足りない身体になりつつあります。大丈夫かなオレ?
気になるのは、ノー天気な自分より梅雨時期のお天気です。

なんと、二日間とも晴れてしまい、さらに波風も穏やかときました。
神様は全くアテにしておりませんが、たまに褒めてやってもイイかなと思うのでした。

MESA事務所前に集合し、震災時の写真を見ながら当時の状況等を教えて頂きました。
なんともシュールな写真ですが、津波の脅威を思いしらされました。
ミーティング後に出発。森の中をどこまでも走ること、 新しい漁港がありました。
準備始めると、んっ?
スロープが滑りやすく、草山さん艇が無人で発射してしまいました。朝から盛り上げてくれるのでした^^;
と笑ってますが、自分もパドルを置いたら、発射してしまいました。
草山さんより、天候・時期を見て風裏になるであろうルートを選定したそうです。
さらにキレイなビーチが次々にあるそうで、プライベートビーチ探訪が始まるのでした。
昨日から、大瀬さんによるパドリング講習も兼ねており、漕ぎ方を意識してます。
今日の課題はスケッグ&ラダー禁止。 カヤックの特性を生かしリーンを掛けて操作しようとの事。
Sさんのティール色ウィスパー、三陸のエメラルドグリーンの海に合って映えてました。
ビール飲んで昼寝したいビーチが次々と現れ、ビーチに合うビールの銘柄を想像しながら漕ぐのでした。
ここはラガービールビーチ?
ここはハンモックを張り、スーパードライビーチ?
ビーチじゃないけど、ここも良さそう。海の色が尋常じゃありません。
関東では、お菓子の「カール」販売中止になりますが、
三陸では、「バスクリン」販売中止にならないかと余計な心配をするのでした。
これぞ、究極のプライベートビーチを発見しました!!
なんせ、一人しか上陸できないんですから(笑)
よし!次来たら、究極のプライベートビーチでプレミアムビールを飲もう。
あっ、ここまで来るのに、各ビーチでビールを飲むと何本飲めば良いのだろう?たどり着けるのか?
更に余計な心配をするのでした。
岬の先端付近に到着。 低〜い不思議な雲が発生しており、三陸の風景を彩ってくれるのでした。
草山さんから、この辺りの海のことを教えていただきました。
帰りのルートは、来た沿岸を引き返すのですが、沿岸部が変化に富んでおり2度楽しいのです。
帰りは岩見物しながら漕ぐのでした。
ごつごつして、かっちょいい洞門。
カメラ構えたらN君ポーズ取ってるけど、後ろつかえてんぞー。
岩と松が絶妙な日本庭園のような水路。
クライマーが涎たらしそうなクラック入った、スパッと切れたような岩壁。
どうやって建てたのか?どこから拝めばよいの?と悩ませる鳥居たち。
インディアンちっく模様のような岩壁。三陸ならではの変化に富んだ海岸線で飽きっぽい自分も終始楽しめました。
遅めのランチでくつろぎタイム。
大瀬さんは、このビーチに20年前、草山さんに連れて来てもらったそうで、昔のままとのことでした。
津波で破壊されたのは、人工物がほとんどで、自然に合ったものは、あまり変わらなかったそうです。
自然の力は、偉大だと思うのでした。
帰路に向けて出発です。途中、ライジャケのポケット見るとカメラない!
ありゃぁ、ビーチに忘れたかも?!と引き返すありさまです。ビーチに戻ってもない…
もしやっ?バックに入ってました。最後に特技「物忘れ」を発動してしまいました。
最後まで、お騒がせしてすみませんでした。
※写真は、MESAさんのFBページからお借りしました。
帰りは仙台で厚切り牛タンうまかった。 腹減ってて、写真撮る前に食ってしもうた。

三陸は、海・食・人、全てが良かったです。
遠方のツアー初体験でしたが、良いところを凝縮してあり、 自分のみで行ったら、こんなに楽しめなかったでしょう。
三陸で楽しく遊ぶには、 MESAにお問い合わせをおススメします。
※草山さんは、大らかな人柄で面白いですよ~。
http://www.mesasanriku.com/
グラストリーム大瀬さんより
フォールディングカヤックを使った遊びを、 楽しんで広めて欲しいとの事でした。
任せてください。∑d(`・д・´。) 仕事以外の事であれば、たいてい真剣になれます!
グランストリームは、フェザークラフトが無くなっても、 フェザークラフト専門店と看板を掲げて頑張ってます。
微力ながら応援していきます。自分にとって、いつまでも憧れのヒーローです。
http://granstream.jp/

翌日の月曜は、寝不足と遊び疲れで仕事になりません。
「物忘れ」に次いでの特技「仕事してるフリ」を発動して、やり過ごすのでした。

そんな月曜に、大瀬さん率いる凄腕カヤッカー4名は、5日間掛けて三陸を北上し漕いでいくとの事でした。
山口さん、旅の経過をお聞かせ願いま~す。

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