まぁさんぽ・大谷編


 


二刀流の大谷(おおたに)ではありません。大谷石の大谷(おおや)です。
帰省したついでに、10年ぶりぐらいに大谷石採石場跡地へ行ってきました。

最近は、インスタ映えやらSNS効果で、栃木を代表する観光地になったらしく驚きました。
確かに、インディージョーンズやジブリっぽく、地下神殿のようで現実離れした景観です。

いきなり、大谷石風のロックな自販機です。
プリントだけど。おやっ、ジェラートにフラペチーノ?そんな店もできたんだ。
人気観光地に出世しただけに、バスが盛大に乗り付けられてました。
ここには、中国人観光客がいないのが幸いです。地下でわめかれたら、うるさいもの。
入口も変わっていて、以前の田舎っぽい観光地を払拭してました。
大谷石といえば、このお方、フランク・ロイド・ライト様でしょう。
この有名建築家は石好きなのです。日本での代表作「旧帝国ホテル」ふんだんに大谷石使ったそうです。
ライト様の世界的代表作は「落水荘」滝の上に建ってます。
別な意味でロックですね〜。
本題へ戻り、地下採掘跡地へ!階段を下りてくと、さみーっす。
Tシャツで行ったんで、危うく風邪ひくとこでした。夏でも上着必須です。
採掘坑の深さは平均30m(最深部60m)、広さは2万m2だそうな。
ピンとこないですが、野球場1つすっぽりと入るぐらいの大きさだとか。
石を掘った跡ということは、この空間が全部石で埋まっていたということですよね~。
よくぞ掘ったもんだ!
この人が掘ったそうな。その昔は人力だったらしいです。
一体だけ?少々寂しい。佐渡金山見習いなさい。(人骨事件で見れなかったけど。)
変なアート1
三点倒立をした人と足を投げ出して坐っている人。
なんだべ?
変なアート2
生け花らしいですが、派手ですなぁ。
天井に穴が開いてました。穴から外に出て現在地確認したそうな。
天井薄くないの?大丈夫?心配になってしまいます。
戦時中、中島飛行機(現 富士重工)の地下軍需工場になっていたそうな。
こんな感じ?
映画、ドラマ、コンサート、PV、新商品発表会などにも使用されており、その様子の写真が展示されてました。
なぜか、ドンペリのみ実物展示。
よく分からない展示物もありましたが、石を切り出した跡そのまんまなので、見応えありますよ~。
資料館には、掘削した機械や道具がありました。
フォトショップやイラレも真っ青!これぞ3Dフォントです。
ここがジェラートなどが売っている資料館の脇にある土産屋さん。
「 ROCKSIDE MARKET」(笑)ププッ、やっちゃった感がいなめません。
さらにROCKSIDE MARKETの脇には
「 愛の泉」という池(大笑)ドッヒャー、やっちゃった感満載です。
なにやら固い意志[硬い石→ダイヤ(大谷)]で結ばれるそうな。
ちなみに実際の大谷石は、石灰岩で軽くてもろいんです…
すぐ近くにある平和観音に行ってみました。
おしゃれなトイレの左上方に、転げ落ちそうな巨岩があり。
なんでも、天狗が大谷に向かって投げた岩が、崖の端でバランス良く止まったそうな。
平和観音像は、総手彫りで掘ったそうです。石屋さんにはなれそうにありません。
観音様のお顔ですが、大谷石なのでシミやソバカスが遠目からでも見えてしまいました。

平和観音を見て思ったのですが、採石場跡地は、なぜ地下で掘ったんでしょう。
外から下に掘った方が安全だし、手間もかからないと思うのだけど。
そうやってしまったら、地下採石場跡地にならなかったので、結果オーライと言うことにしましょう。
地下採石場跡地内は、涼しいので真夏に日光との避暑でも兼ねていかがでしょうか。

ご来場お待ちしております。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です