ここは竜宮城?武雄温泉



カヤック撤収にて、佐賀観光となりました。
ここは竜宮城?と思わせる、とってもディープな温泉「武雄温泉」に浸ってきました。
スキーや山登りで、秘湯なるのも入浴しましたが、ここのディープ差は異次元でした。

いきなり、竜宮城の門がお出迎えです。
なにこれ?
中に入るとさらに、ド派手な建物がお出迎えです。
どうみても、竜宮城でしょ。
もはや、こんな世界です。大正時代からの現存だそうです。
武雄温泉は、1300年の歴史がある温泉だそうです。
朝鮮出兵の傷を癒すため、豊臣秀吉のお墨付きだったりもします。剣豪、宮本武蔵も訪れたそうな。
この温泉施設は、東京駅や数々の歴史ある建造物を設計した建築界の父と呼ばれる辰野金吾氏によって設計されたのです。
巨匠がよく竜宮城のお仕事を受注したと感心してしまいました。
ディテール凝りまくっており、予算オーバーで数棟建設予定でしたが、一棟のみしか建てられなかったそうな。
どんな見積りしてたんでしょう…
ここで美女に囲まれれば、浦島太郎気分になれることでしょう。
巨匠もそんな妄想を抱いたのかな?下の写真みたいな?
美女に囲まれる写真で有名なインスタ王と呼ばれる投資家のダルさん。破産しちゃったそうです。
もう、こんな楽しそうな写真が見れないのでしょうか。残念です。

話を戻して、浦島太郎からお殿様になります。

竜宮城内には、いくつかの温泉があります。
ここの目玉の温泉は、
江戸時代中期にここの殿様である武雄氏が専用風呂として建造させたお風呂「殿様湯」です。かつてはシーボルトも殿様の許可を頂き「殿様湯」に浸かったそうです。
二度と入れないと思うので、奮発して殿様気分を味わってきました。
「殿様湯」は、休憩室がついており、お風呂上がりのんびりできるのです。
明治~大正に改修したそうですが、かな~り雰囲気でております。
お風呂は廊下の向こうです。
廊下歩くとタイムスリップしたような感じになってきます。
急な階段を降りて行くと、
このレトロっぷり、大正時代のまんまって凄いです。
お湯は源泉100%かけ流し。美人湯とも呼ばれしっとりしてました。
シーボルトさんは、文献に「まるで水晶のような湯だった」と記述が残されてるそうです。
浴槽から床まで、白大理石と黒大理石が市松模様に敷き詰められてモダンな感じです。
脱衣室がロフトのようになってます。
天井が高く、一番上には湯気抜きがありました。換気扇などない頃の先人の知恵ってやつです。

武雄温泉は、温泉と同時に大正時代のロマンにも、どっぷり浸かれます。
他に大衆浴場たくさんあり宿泊施設もあります。
夜は建物のライトアップもしており、千と千尋の湯屋のようになるらしく人気だそうです。
温泉好きな人であれば、のんびり1泊が良いと思います。ぜひ訪れてみてくださ〜い。

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