必読!『外道クライマー』


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著者:世界遺産の御神体・那智の滝を登攀し逮捕された人
宮城公博氏
http://news.livedoor.com/article/detail/11355861/
まず帯のコメントがすごい。
夢枕 獏氏 「近年の山岳ノンフィクションでこれほど面白く読んだものはない」
角幡唯介氏 「『那智の滝で逮捕』のニュースを聞き、妙な嫉妬心と敗北感を覚えた」

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冒険・探検記なのだが、内容がぶっ飛びすぎている。
世界遺産・那智の滝を登攀しようとして逮捕されプー太郎になったのをきっかけに、 日本や台湾、タイの前人未踏の渓谷に挑んでいく。
地理上の空白地帯だった称名廊下、冬期初登攀を成し遂げた落差日本一の称名の滝、 怪物のような渓谷に挑んだ台湾のチャーカンシー、タイのジャングル長期遡行。
どれも、普通の登山家と呼ばれる人達は挑戦しないものばかり。
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筆者が行う沢登りのスタイル「※ゴルジュストロングスタイル」で、現代の冒険に宣戦布告してるように感じました。
※ゴルジュストロングスタイル
猪木のストロングスタイルをゴルジュに持ち込んだもの。水流突破を基本とし、「安全無視」で登攀を行う男のスタイル。
抜粋
重役風の人間と握手した写真をブログに乗せ『登山家』『冒険家』と名乗っている男は、100%パチモンだ。
ホンモノは、自分で仕事をコントロールできる山岳ガイドか、山で短期労働で質素な生活をし山に挑む者。もしくはヒモ。

生死の界に身を置きながら、
泥臭くて、
お下劣で、
お茶目で、
ユーモア満点で、
引き込まれます。
男だったら冒険に興味あるでしょう?
小さい頃にイメージしていた冒険や探検を地でやってます。
必読です!
決めセリフ
「沢ヤの力を見せてやる」
次回作も期待します。


筆者
宮城公博氏ブログ「セクシー登山部」

http://sexy-tozan-bu.blogspot.jp/
厳冬期に鹿島槍ヶ岳~十字峡横断~剣沢大滝登攀~劔岳とんでもないルート。
国内では、10指に入るクライマーだそうです。

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しかしブログでは、チョコとうんこを間違えて食べてしまったことがメインである。
http://sexy-tozan-bu.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
わざと裸になったのではなく、衣類が濡れるのを防ぐために裸で横断しなければならないらしい。

※写真はセクシー登山部よりお借りしました。

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